人が亡くなってすぐに必ず執り行われるのが、
お通夜とお葬式。
しかし、そのお通夜とお葬式について、
実際に何のために行われるか、
また服装などのマナーなどについても、
意外と細かく決まっていそうで、
いまさら人に聞くのも・・・・ってことありますよね?
今日は、その辺について書こうと思います。
<font color="#FF0000">●お通夜の意味●<strong></strong></font>
お通夜というのは、無事に葬儀を迎えられるように、
故人が無事に仏弟子への旅路に出れるために
邪霊の侵入を防ぐために、お線香と蝋燭を絶やさずにいるもの、
そして故人との別れを惜しむためのものです。
基本的には、邪霊を防ぐ方法として、
お線香と蝋燭を絶やさないで一晩中、親族が付き添います。
しかし、交代しても寝ずの番というのは
負担が・・・ということもあり、
蚊取り線香みたいな長く燃えるお線香に火を灯すという方法によって
負担軽減もあるようです。
また、以前のお通夜は、訃報を聞いて駆けつけるという位置づけでしたが、
告別式に行けない方などのためのものという意味合いも
近年は増えてきたみたいですね(^^)/
<font color="#FF0000">●お香典●<strong></strong></font>
お通夜に行く場合は、お香典を用意しましょう。
多くの宗派では、香典袋は、御霊前という表記で大丈夫です。
(宗派によっては、御霊前という表記を使わない場合があります。)
薄い墨の色で、名前を記入しましょう。
濃い墨色(一般的な墨色)は、お通夜・葬儀などの場合には使いません。
また、葬儀や告別式まで出席される方は、お香典は一度にまとめて大丈夫です。
<font color="#FF0000">●服装●<strong></strong></font>
今は日程を調整してお通夜と葬儀と告別式の日取りが決まるため、
最初から礼服参加の方が増えています。
しかし、元々は駆けつけるの意味合いから
礼服でなくてもOKでした。
服装はお通夜は、グレーや濃紺などもOKです。
会社などから参列の場合は、地味なスーツなどでしたら大丈夫です。
葬儀・告別式よりも略式の服装でOKです。
光っている素材やエナメルなどのバッグはNGです。
アクセサリーは結婚指輪以外は、外しておくと無難だと私は思います。
一連のパールのネックレスなどはOK。
時計も、あまりにもキラキラと装飾があるようでしたら
外しておいたほうがいいと思います。
●形より気持ち●
皆様が、マナーを守ることも大切だと思います。
そのために、わかりやすくお伝えしました。
しかし、同時に忘れてはいけないのが、
供養は気持ちだということ。
形だけ立派な供養よりも、気持ちのこもった供養であれば
形がどうであれ、立派な供養だと思います。
いかがでしょうか?参考になりましたら幸いです。
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